補助錠による空き巣対策

大阪府の空き巣被害の状態

左の図を見てください。
これは平成17年度の空き巣発生件数を地図上に表示し色分けしたものです。

豊中市、東大阪市、堺市は500件を超える空き巣被害が発生しています。
また、豊中市周辺の吹田市、東淀川区、茨木市250件以上の被害が発生しています。

さて、お盆を迎えるにあたり留守になった家に対して、空き巣が入ることは、容易に想像できる事かと思います。

空き巣は、ピッキング、サムターン回し、こじ破り、ガラス破り(参考:大阪府警ホームページ)等の技術を駆使して、我々の財産を狙っています。

空き巣被害を防ぐために、我々は準備をしなければなりません。

■空き巣対策は補助錠で!

空き巣、犯罪者は、大胆に犯罪を行う反面、非常に臆病で慎重、繊細です。

そして、リスクを恐れます。一般に、空き巣は開錠・侵入に5分を超えると、その家は諦めて次の家を探すといわれています。

そこで、空き巣対策として、開錠・侵入に5分以上かかるような対策をする必要があります。
有効な手段として、
1.開錠が難しい複雑な鍵に取り替える。(質の向上)
2.鍵の数を増やして、開錠をする手間を増やす。(物量作戦)
が、あります。

複雑な鍵の取り付けには多くの費用がかかりますが、空き巣被害一件あたりの被害額は平均55万円(平成18年6月末のデータ)にも上ります。

また、比較的安価で且つ、有効な空き巣対策として、補助錠を取り付けることも有効です。
単純に鍵の数を増やして、開錠に時間がかかるようにします。

これら対策を行う際は、玄関ドアだけでなく、ベランダの窓や通路側の窓などの補助錠設置も忘れずに行ってください。

参考資料:大阪府警ホームページ(「空き巣」などが多発しています!!!)